VPN(Virtual Private Network)構築編


1.準備するもの
(1)kernel
今回、Linux FreeS/WAN(IPsec)PoPToP(PPTP)の2つのVPNに対応したサーバーを構築するにあたり、kernelの再構築が必要となります。
そこで、kernelのソースを The Linux Kernel Archives のサイトからダウンロードしてきます。

2003年1月13日現在の最新の安定版は「2.4.20」のバージョンですが、このバージョンではコンパイル時にエラーとなり kernel の再構築ができません。
そこで、一つ前のバージョンである「linux-2.4.19.tar.gz 」をダウンロードします。


(2)Linux FreeS/WAN
Linux FreeS/WANのソースはhttp://www.freeswan.ca/download.phpのサイトにあります。



2003年1月13日時点での最新の安定版は、「1.99」のバージョンです。
ここには基本となるtarボールの他にRedHat Linuxのkernelのバージョンに対応したrpmバイナリファイル等も置かれていますが、今回はtarボールのソースを使用します。
Basic Versionにある「freeswan-1.99.tar.gz」か Pre-Patched w/X.509 Support にある「freeswan-1.99-x509-0.9.19.tar.gz」をダウンロードします。
freeswan-1.99-x509-0.9.19.tar.gz は、IPsecで X.509公開鍵証明書 を使用する場合のものです。

(3)PoPToP
PPTPを使いVPNを構築する場合、「 MS-CHAP Version 2 」で認証を行い、「MPPE(Microsoft Point-To-Point Encryption) 」を使ってデータを暗号化します。
ところがRedHat Linuxのkernelは、このMPPEをサポートしていないため、kernelにパッチを適用して再構築しなければなりません。
また、PPPもMPPEに対応したものにアップデートする必要があります。
すなわち、PPTPによるVPNを構築するに当たっては、

  @ MPPEに対応するためのkernelのパッチ
  A MPPEに対応したPPP
  B PoPToP(pptpd)  

の3つが必要となります。

そこで http://public.planetmirror.com/pub/mppe/ からダウンロードしてきます。
このサイトに必要となる3つのファイルが全てあります。
具体的には、

  @ linux-2.4.19-openssl-0.9.6-mppe.patch.gz
  A ppp-2.4.1-3mppe.i386.rpm
  B pptpd-1.1.3-1.i386.rpm

をダウンロードします。


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