3.NFS・FTP等を利用したインストール

「Red Hat Linux 7J」では、収録するユーティリティが膨れ上がり、遂にCD−ROM2枚組となりました。
Red Hatでは、「New Multi−CD Install」と誇らしげに呼んでいますが、少し肥大化しすぎではないでしょうか。
   
このために、ローカルCDROMからインストールできない場合、NFSやFTPを利用してインストールすることになりますが、少しばかりの処理と1GB程度(@_@)のハードディスクの容量が必要となりました。

最近のハードディスクは10GB単位の大容量となっていますが、2〜3年前のハードディスクはせいぜい2〜3GB程度の容量しかありませんので、これはなかなか厳しいものがあります。

CD−ROMが1枚だった「Red Hat Linux 6.2J」等では、NFSによるインストールを行う場合、別のマシンにインストール元のCD−ROMをセットし、そのマシンの「/mnt/cdrom」をエクスポートしてやればよかったのです。
   
ところが、CD−ROMが2枚組となったために、この単純な方法ではNFSによるインストールができなくなり、CD−ROMの内容を一旦ハードディスクにコピーしてから、そのディレクトリをエクスポートしなければならなくなりました。

具体的な方法は、下記のとおりです。

 (1) CD−ROMの内容をコピーするディレクトリを作成する。
mkdir /local/of/disk/space  ← 名前と場所は任意です。

 (2) 1枚目のCD−ROMをコピーする。
mount /dev/cdrom /mnt/cdrom  
cp -var /mnt/cdrom/RedHat /location/of/disk/space
umount /mnt/cdrom

 (3) 2枚目のCD−ROMをコピーする。(同じことの繰り返しです)
mount /dev/cdrom /mnt/cdrom  
cp -var /mnt/cdrom/RedHat /location/of/disk/space
umount /mnt/cdrom

  (4) 「/etc/exports」ファイルに次の内容を追加する。
   (新たにインストールするマシンのローカルIPアドレスを192.168.0.11とする場合)
/location/of/disk/space 192.168.0.11(ro)

 (5) 「/location/of/disk/space」 をエクスポートする。
/etc/init.d/nfsd restart   ← nfsdが稼動していた場合

以上により、NFSを利用したLinuxのインストールが可能になります。