| (1)事前準備 NRPEPはNRPEと同じ機能を提供しますが、TripleDESを使い暗号化してデータのやり取りを行います。 そこで、次の2つのPerlモジュールが必要となります。
RedHat Linux 7.3で、全てのパッケージをインストールした場合には、perl-Digest-MD5-2.20-1.i386.rpm がインストール済みです。(RedHat Linux 7.2では perl-Digest-MD5-2.13-1.i386.rpm ) これらのrpmファイルは、「 About Rpmfind.Net Server 」からダウンロードできますので、必要なファイルを入手してインストールしておいてください。 (キーワードとして、「perl-Crypt-TripleDES」、「perl-Digest-MD5」を使います。) (2)コンパイル ダウンロードしたnrpep-0.2.tar.gz を適当なディレクトリに展開します。 そして、それで終了です。 nrpe の場合のように ./configure や make all 等は不要です。 展開したディレクトリ( ./nrpep-0.2 )の中で必要なファイルは次の4つです。
リモートホスト上でNetSaintを稼動させておく必要はありませんが、NetSaintのプラグイン(check_procs、check_disks、check_users、check_load等)が必要となりますので、リモートホストにもNetSaintをインストールしておくようにしましょう。 なお、nrpeのように、各々のマシンでコンパイルする必要はありません。 (3)インストール nrpepのREADMEによれば、展開したディレクトリにあるMakefileをNetSaintサーバーとリモートホストにインストールするには自分の環境にあうように適宜修正し、
Makefileは、次のような内容となっていますので特に修正の必要はなさそうです。
しかし、実際に make install-client とすると
となってインストールできませんでした。(ーー;) どうも「 install 」のオプション「 -b -D 」がまずいようです。 そこで、私の場合、この「 -b -D 」のオプションを削除して、make install-client と make install-server を実行しました。(~_~;) ( 「 -b -D 」の意味については、man install で調べてみてくださいね。) Makefileがやっていることは、それぞれのファイルをオーナー、グループ、パーミッション、インストールするディレクトリを指定してコピーしているだけのことですので、ここは手動で一つ一つやることも可能です。 なお、NetSaintサーバーで「 check_nrpep.cfg 」をデフォルトの「 /usr/local/netsaint/etc 」以外のディレクトリにインストールした場合、「 check_nrpep 」の62行目
を修正することも必要となります。 (4)リモートホストでの各種設定 それでは、リモートホスト上でnrpep をxinetd の下で実行するのに必要な各種設定を行います。 まず、インストールした nrpep.cfg の内容を見てみましょう。
最後のところで、具体的なプラグインのフォーマットが記述されていますが、必要に応じてインストールしたリモートホストで使えるように修正しましょう。 各プラグインの引数については、
私の場合、check_users の引数が「0」と「1」になっていますので、ここを「5」と「10」に変えました。 さて、nrpep は 8086番のポートを使用し、TCPを使ってデータのやりとりをおこないます。 そこで、リモートホストの /etc/services のファイルに次の内容を追加します。
次に、下記の内容で nrpep というファイルを /etc/xinetd.d/ ディレクトリに作成します。 オプションの値などが nrpeと微妙に違っていますので注意してください。
以上で、リモートホスト上の設定が終了しましたので、xinetd をリスタートさせます。
なお、xinetd でなく inetd を使用している場合には、/etc/inetd.conf ファイルに次の内容を追加します。
また、etc/hosts.deny に次の内容を追加します。
(5)NetSaint側(ローカルホスト)の設定 まずは、check_nrpep というコマンドの登録です。 /usr/local/netsaint/etc/hosts.cfg の「COMMAND CONFIGURATION」のところに、以下の行を追加します。
nrpeでは「 -h 」のオプションが必要なかったのですが、nrpepでは必要としますので注意してください。 次に、「SERVICE CONFIGURATION」のところで、ターゲットとなるリモートホストに対して実行するローカルプラグインを定義します。 以下に例を示します。
以上でNetSaint側の準備もできました。 新しい設定を有効にするためにNetSaintを再起動させれば完了です。 実際には、稼動しているNetSaintを一旦ストップし、起動テスト( pre-flight check )を行ってから、スタートさせましょう。 |