分散監視 (Distributed Monitoring)


・ 分散監視(Distributed Monitoring)とは

NetSaintの「Distributed Monitoring」のページには、次のように書かれています。
何百、何千ものホストをNetSaintで監視する場合、極めて重要な点は、主となるサーバーの負荷等を軽減するために、複数のサーバーに処理を分散させることである。

それはそれでもっともなことなのですが、それよりもこの仕組みを使うことにより、
ネットワークを越えてあらゆるホストの監視が可能になる。
と言ったほうが適切なような気がします。

では、具体的にどのようなことをするのかを下図を例に見てみましょう。
なお、説明の中で、新しく出て来た機能も使用していますが、後ほど詳しく解説しますので、まずはおおよその雰囲気をつかんでください。

上の図に記載されている番号の順に説明していきます。

1.それぞれのDMS(Distributed Monitoring Server #1と#2)上で稼動するNetSaintは、自分のネットワーク上にあるホストやサービスに対しアクティブサービスチェックを行った後、OSCP(Obsessive Compulsive Service Processor)コマンドとして定義されたイベントハンドラーを実行します。
(DMSはサービスチェックを実行するだけで、サービスの状態が何であろうと、警告メールを送る等のことは一切行いません。)

2.実行されたイベントハンドラーにより、DMSが行ったサービスチェックの情報が NSCAクライアント(NetSaint Service  Check Acceptor)に送られます。

3.NSCAクライアントは、(ネットワークを越えて)CMS(Central Monitoring Server)上で稼動する NSCAデーモンに情報を送ります。

4.NSCAデーモンは、受取った情報をCMS上で稼動しているNetSaintが処理できるようにエクスターナルコマンドファイルに書き込みます。

5.CMS上で稼動するNetSaintはエクスターナルコマンドファイルをチェックし、そこに書き込まれたパッシブサービスチェックの情報を処理します。


どうでしょうか、なんとなく雰囲気はお分かりいただけたでしょうか。

早い話が、各ネットワーク毎にNetSaintを稼動させて、それらが監視対象となるホストやサービスのチェックを行い、その情報をメインのNetSaintに送信し、そこで各ネットワーク上のホストやサービスの状態をWebで表示したり、異常発生時には警告メール等を送信する、ということをするのです。

上の説明の中で、青字の機能(イベントハンドラーエクスターナルコマンド)は既に応用編で解説していますので、そちらを御覧ください。
そして、赤字で書かれた機能がこれから説明する新しい機能です。
どうです、まさにNetSaintの集大成のような気がしませんか。(~_~;)

それでは、この「分散監視」(Distributed Monitoring)について、今回出てきた新しい機能の説明とともに、インストール及び各種設定等について説明していきましょう。

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