NetSaintのインストール


・ソースファイルの取得

まず、NetSaintをインストールするのに必要なソースファイルを準備します。
最低限必要なファイルは次の2つです。

ファイル名 内 容 ダウンロードサイト
netsaint-0.0.7.tar.gz NetSaint本体 http://www.netsaint.org/download/
netsaint-plugins-1.2.9-4.tar.gz NetSaintのPlugins http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=644&release_id=32803

2002年3月1日、ついにNetSaint Version 0.0.7 がリリースされました。。
そして、作者(Ethan Galstad氏)より、この Version 0.0.7 がNetSaint としての最終バージョンとなることが発表されています。

今後は、「Nagios」( http://www.nagios.org/ ) という名前のもとで新しく開発していくそうです。
この「Nagios」については、2002年7月4日に1.0 b4 版がアップロードされており、もうまもなく安定版がリリースされる感じのようです。



・NetSaint本体のインストール

まず最初に、NetSaint本体のインストールから始めます。
取得したnetsaint-0.0.7.tar.gzを/usr/local/srcのディレクトリに置いて作業を進めることにします。
  # cd /usr/local/src
そして、次のコマンドでソースを展開します。
  # tar xvzf netsaint-0.0.7.tar.gz
すると、(/usr/local/src/)netsaint-0.0.7 というディレクトリが作成され、そこにすべてのファイルが展開されますので、そのディレクトリへ移動します。
  # cd netsaint-0.0.7

さて、インストールする前にしておかなければならないことが2つあります。
それは、
  1.NetSaintの各ファイルをインストールするディレクトリを作成する。・・・ # mkdir /usr/local/netsaint
  2.netsaintというユーザー及びグループを作成する。 ・・・ # useradd -M netsaint
ことです。

<注意> RedHat Linux 7.3をお使いの方に !!
       RedHat Linux 7.3 ではpingを含むパッケージである iputils のバージョンアップにより、
       デフォルトのままでは次の # ./configure の途中で処理が止まってしまいます。
       原因は、 ping のバージョンアップにより、syntax の一部が変更となったためで、この
       変更内容を NetSaint の configure が正しく処理できないようです。
       この問題を回避する方法としては、RedHat Linux 7.2 等の旧バージョンの /bin/ping を
       コピーして使うという安易な方法が一番手っ取り早いです。(~_~;)
       configure 自体を修正するという方法が正当なやり方なのでしょうが、、いかんせんその
       ような高度な方法については、当サイトの守備範囲を超えますので、ここでは割愛させて
       いただきます。悪しからず。(^_^メ)
       
       と書きましたが、ようやく原因と対策が判明しました。
       全然高度な方法ではないですが、こちらのページを御覧ください。(2002年9月4日)
                             
 ・ RedHat Linux 7.3でのNetSaintのインストール



以上の準備を終えたなら、次の手順でNetSaintをインストールします。
  # ./configure
  # make all
  # make install
  # make install-config    (注:各種設定ファイルをインストールします)
  # make install-init      (注:/etc/rc.d/init.d/netsaint というinitスクリプトをインストールします)

ここでは省略していますが、「./configure」を行うときに、インストールするディレクトリ(デフォルトでは /usr/local/netsaint )の変更をはじめ、様々なオプションを指定することができます。

それでは、/usr/local/netsaintのディレクトリにインストールされた内容を見てみましょう。
このディレクトリには、5つのサブ・ディレクトリが作成され、次のような内容となっています。
サブ・ディレクトリ 内           容
bin/ Netsaintの本体プログラム(netsaint)
etc/ 設定ファイルのサンプル(netsaint.cfg、hosts.cfg、nscgi.cfg、resource.cfg、commands.cfg)
sbin/ Web用CGI (tac.cgi、status.cgi、statusmap.cgi、statuswl.cgi、trends.cgi、etc)
share/ HTMLファイル (index.html、main.html、etc)
var/ ログファイル格納用ディレクトリ(空です)




・Pluginsのインストール


さて、NetSaintのインストールは済みましたが、実際に役立つようにするためにはプラグイン(Plugins)が必ず必要となります。
NetSaintは本体とプラグインとを分離して開発されていますので、NetSaint本体だけインストールしても全然役に立ちませんから注意してください。

それでは、今回ダウンロードした netsaint-plugins-1.2.9-4.tar.gz も/usr/local/srcに置いて作業します。
このインストールは、次のように決まりきったコマンドを打ち込んで行くだけです。
  # cd /usr/local/src
  # tar xvzf netsaint-plugins-1.2.9-4.tar.gz
  # cd /netsaint-plugins-1.2.9
  # ./configure
  # make all
  # make install
以上により、/usr/local/netsaint のディレクトリに次のサブディレクトリが追加されます。
サブ・ディレクトリ 内            容
libexec/ ホストとそのホストで稼動しているサービスをチェックするコマンド(check_ping 等)


以上でインストール作業は終わりです。
さて、NetSaintを稼動させるには /usr/local/netsaint/etc のディレクトリにインストールされた各種設定ファイ
ルのサンプルを編集しなければなりませんが、その前に済ませておかなければならない作業があります。
それは、監視するホストやサービスの状況をWebでアクセスできるようにApacheを設定することです。
次のセクションで、その設定内容について説明します。

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